きのうは、着物を買いに行かなきゃならなくて 、吉祥寺まで遠出。
なんでこの風の強い日に、こんなところまで、、、と思いつつ、
先々週ひょんに知った「おもしろや」さんという着物の古着屋さんへ行った。
吉祥寺の青梅街道の通り沿いに、ひょこんと店が構えられいる。
通りに面してたくさんの着物がかけられていて、中でもトリの絵柄の帯は一段とかわいかった。
中にはいると、取っておいてもらった昭和初期の着物をまた見せてくれた。
やっぱりいい。
着物はこれまで、べつになんとも興味があるともないともなかったけれど、
というより、高いし派手だし猫も杓子もだし、と思って、見ようともしてなかったし、
振袖やなんかには、むしろ興味がなかったのだけど、
5月に控える姉の結婚式で用立てなければならなくなった。
どうせ着るなら、と探していたら
古着たるものがあるのを知って、見たらとっても「すき」になった。
○
初心者の初心者のせりふだけれど、 今の着物と昔の着物はだいぶん違う。
何が違うというと、
●重さ
●さわりごこち
●もよう
●糸 などが違う。
すべて、持ってみるとよく分かる。
品があるというか、独特の何かが着物から放たれているかんじさえした。
以前、キョウトの知り合いの人が、
ひゅっとしばって、しゃらりと着物を着ていたことがあった。
どこにも力が入っていなくて、まったくの普段着だった。
なのに、しゃらしゃらとしていて、「気」が入っていた。
なるほど、あれか。
○
結局、お店のひとと2~3時間おしゃべりしながら
古着のためにほつれていた金糸を縫ってもらい、
そのあいだに、
500えんの布でマント?をつくっているという話や
はたけでそだてたトマトが採れまくったという話や
そこまで行くのに歩いたり自転車だったりという話や
おうちの中にあるものはほとんどもらいものだ!
駄菓子でいちばんすきなのは、このラムネなの!
このマシュマロのきめの細かさがたまらない!なんて話を聞いているうちに、
勝手に妙な親近感をもって
かなりのまんぞく感をもらって帰ってきた。
○
びゅーびゅーの風の中に、
またこんないちにちをすごせたらいいなぁと
お祈り。
あしたも、こんなんがあれば
じゅうぶんです。
いえ、こんなんがありますように。